京都 三善路地プロジェクト
三善路地プロジェクト(京都)祇園の北のエリアの三善路地というお菓子屋さんが持つ路地。昔からあったが、使われていなく老朽化が進んでいた連棟の家屋。これをリノベーションして旅館業をとって8部屋の宿に生まれ変わらせるプロジェクト。今回は、そんなプロジェクトで、ファーリング・シェードが採用されました。京都の古くからある細い路地を活かしたプロジェクトでは、透光性のないテントで覆ってしまうと、狭く圧迫感のある空間になってしまいますが、ファーリングシェードを使えば、瞬時に開閉が出来、狭い路地でも開放感のある空間が創れます。また、オーニングやパラソル等とは違い、操作機構も小さくコンパクトで、ロープとキャンバスから成る構造はシンプルで、古くからある建物のデザイン性・景観を大きく損ねる事はありません。どんな建物や景観にも合わせやすく、建築躯体にあまり負荷をかけずに取付ができるのも特長のひとつです。採用されたキャンバスは、ソルティスW96。高い透光性を確保しながら、防水性も兼ね備えており、急な雨もある程度防げます。
設計・施工 / 有限会社三鷹テント (テント設計施工)
キャンバス:ソルティスW96-8102
ファーリングキット: FX-SUN150