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食生活提案型スーパーマーケット「ヤオコー」の川越的場店のオープンに際し、シェードの生地としてプレコントラン502が採用されました。
近年日本では、郊外に大型のショッピングモールや複合商業施設が多くみられるようになりました。今回は、そんな複合商業施設「ヤオコー川越的場店」のプロジェクトです。
ヤオコーが展開する店舗の環境デザインコンセプトを踏襲し、ランドスケープデザインを担当するスタジオゲンクマガイが導き出したテーマは、「街の縁側をつくる」。このスーパーマーケットを中心として地域のつながりが育まれるような仕掛けづくりが施設の随所に盛り込まれています。
そんな縁側の役割を果たすベンチに、買い物に訪れた人が、快適にゆっくりと滞在出来るようにするためには、やはり日除け・テント・シェードが欠かせません。
いくつかのシェードテントを用いる事で、ベンチに座る人たちが日陰で、季節の風を感じながら、心地良く過ごす事が出来ます。また、シェードを用いることで、アイキャッチ効果も高く、施設の重要なシンボルの役割も果たし、集客にも一役買います。そんなシェードの生地として、プレコントラン502が採用されました。
設計 / 株式会社スタジオ ゲンクマガイ (ランドスケープ設計・神奈川県横浜市)
使用生地 / プレコントラン502-8284,8341,1125
今回のようなシェードのプロジェクトで、生地選びに最も重要な要素は、「生地強度」です。3本のポールで支えて、3方から引っ張られるトライアングル型のシェードには、生地に相当な負荷がかかります。生地強度の弱いものを用いると、シェードはたちまち伸びてしまったり、切れてしまったりします。更に502以外の通常のテント生地を用いると、タテとヨコの強度・寸法変化率が大きく異なるため、経年変化により、生地の「たわみ」などが発生しやすいのが現状です。しかし、502を用いれば、タテとヨコの生地強度が一緒で、寸法変化率も低い為、経年の変化が少なく、シェードを長く安心してお使い頂けます。これは、セルジュ・フェラーリ社の特許技術「プレコントラン」による世界で唯一の特長です。
独自の製造技術「プレコントラン」により、通常のテント膜材と比較して、塩ビ樹脂(PVC)の防護層の厚みを従来の約倍にしているため、紫外線による基布の劣化を防ぎます。この事が、膜材を長持ちさせる大きな理由です。従来の製法で製造されているテント膜材は、基布に凹凸があり基布の頂~樹脂の最表面までの防護層が薄く、紫外線によって樹脂が劣化しそれが、基布にまで伝わります。それが劣化を早める最大の原因です。
プレコントラン502は、40色ものカラーバリエーションがあり、企業や施設のテーマカラーやランドスケープ(景観)の計画に適したカラーをお選びいただくことが可能です。