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ヤマカワラタン・ジャパン株式会社様が販売する籐(ラタン)の名作椅子「ハンギング・チェア」のクッション生地としてサンブレラ・ファニチャー・ファブリックスが採用されました。
日本名で「籐(とう)」と言われる、椰子(ヤシ)科の食物である英名「ラタン」は、曲げに強く、丈夫な素材であるため、古くから家具などに利用されています。今回のプロジェクトは、そんな籐家具を屋外で使用したいという要望からスタートしました。
デンマークのデザイナー「ナナ・ディッツエル」によって1957年に発表され、半世紀が経ち今なお広く愛される、モダンファニチャーを代表する名作椅子「ハンギング・エッグ・チェア」。置く場所を選ばず、ただ単に吊るすことが出来れば、屋内・屋外を問わずどこでも使用でき、快適なリラックス空間を演出する事が出来ます。
しかし、屋外で家具を使用する際に問題になるのがクッション生地の選定です。屋内用の生地を使用すると、短期間で色褪せたり、カビが生えたりといった諸問題が発生してきます。
そういった諸問題をクリアできる屋外用クッション生地がサンブレラ・ファニチャーです。
サンブレラファニチャーは、アクリルの原料段階で着色するアクリル原着糸であり、屋外使用において太陽光(紫外線)を浴びても色褪せしにくく、撥水性も備わっているので、クッション内部へ水が浸入しにくく、汚れにくいファブリックです。
また、アクリル原着糸の特性で、カビが生えにくい為、屋外使用に適しております。また、カラーバリエーションも豊富で、様々な屋外空間の演出が可能になります。
ハンギングチェアー販売元 : ヤマカワラタン・ジャパン株式会社(東京都渋谷区)
サンブレラファニチャーファブリックスは、アクリル樹脂の原料段階で着色を施す原着という特殊な手法を用いたアクリル原着糸(solution dyed acrylic)です。その事により、屋外の強烈な紫外線に曝されても、色褪せしにくくなっています。
生地を屋外使用する際に、欠かせないのが、水(雨)への対応です。サンブレラファニチャーは、テントやパラソルに使用される位の強度の撥水加工を施しており、水滴を垂らしても、生地の表面を玉状になって転がり落ちます。従って、繊維内部に水分が浸入しにくく、汚れが付いても、拭き取れば、汚れは落とせます。更に、アクリル原着糸の特長としてカビの菌を取り込みにくい性質をもっており、カビが生えにくいのも特長です。
サンブレラ・ファニチャー・ファブリックスシリーズは、無地・柄合わせて261色ものバリエーションを持っており(無地だけで、89色)、様々なテーマに合わせた空間づくりに大きく寄与します。